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2014/05/31


大きな刷毛でひと筋さっと引いた薄い雲の手前を
風に乗った鳶が一羽飛んでいる
私は町の外れの木のてっぺんに登って遠くまでを見渡し
何処かに自分がいないかと探している
 
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自由詩 | Comments(0) | Trackback(0)
2014/05/13

空にあるもの


西の空に翼が片方伸びていた
水と茜の途中に
雲がきらきらと一番光る時間だった

走るバスの窓から見ていた
何度もビルに邪魔されながら
切り取られた隙間に引っ掛かっている白い朧な翼を

角を曲がると見えなくなった

今は月を見上げている
押し黙ってただそこにいる
車の走る音も明日の仕事も
どこかで誰かが死んでいくことも
全て在る様に在るだけなのだとでも言いたげに
ただ黙って昇っていく
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自由詩 | Comments(0) | Trackback(0)
2014/05/01

白の王


月光を映したまま暁の海が凍てついた
あなたの手は青く冷たく
触れた指先から滑るように氷紋が広がっていく
時の止まった波飛沫が咲き乱れる花のようだ
一本をぽきりと手折ると、ほのかに甘い香りがした
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自由詩 | Comments(4) | Trackback(0)
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