FC2ブログ
2015/02/16

流れゆくもの


流れていく
星が
幾つもの欠片が

輝いて
飛んていく
風に乗って飛んでいく

見えるもの
見えないもの
つかまえようとしたら
指の間からさらさらと消えた
スポンサーサイト



にほんブログ村 ポエムブログへ
自由詩 | Comments(2) | Trackback(0)
2015/02/05


最上階にある社員食堂で
焼きそばを噛んでいる
窓の外はすっかり雪模様で
綿を細かく千切ったような雪が
斜めにふわふわとしかし毅然と降っている
それが一瞬動きを止めかき回されたかと思うと
すぐさま方向を変えて今度は空へ昇っていく
大きな窓ガラスには天井の照明が写り込み
それだけではまるで心許なく見える幾つもの小さな丸い灯りが
空の向こうまで続いている

すべてを覆い尽くしてしまえばいいと願うのは
人間の業を見たくないという身勝手からか
座り込んで動けないのは誰

幾つもの水平線を雪が描き
ガラスの向こう側に張り付いた滴が震えている
にほんブログ村 ポエムブログへ
自由詩 | Comments(2) | Trackback(0)
 | HOME |