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2014/04/10

春の街


春の朝は街がぼんやりとして見える
新しい薄絹を羽織ったばかりのような
くしゃくしゃの軟らかな羽がぴんと伸びる前のような
そんな心もとない落ち着かなさがある

毎日飽きもせずに同じ道を歩いていく
建物と地下鉄と空があるいつもの風景が
少しずつどこか違っていく
流れる風がほんの少しだけ新しい匂いになる

信号が青に変わったら
ゆっくりと走って地球に押し返されてみようか
 
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自由詩 | Comments(0) | Trackback(0)
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